みか散歩:古川橋再び

採用担当も思わず愚痴ってしまう、40倍近い面接を終えて、今年初めての天満市場へ。
仕事場が変わってなかなかいけないのは辛い。ほんとにここは安い。
9個200円のはっさくをいつもの店で買い、都島通を東へ。
小ぶりとはいえ、総重量3kg近いはっさくが肩に食い込む。
ここは前に通ったルートだ。いい天気なので気持ちがいい。風はやや冷たいが。
野江内代のスーパーへ、以前間違えて買ったポテサラを再度購入。今度はちゃんとポテトサラダと書いてあった。前はサラダ、とかお惣菜、としか書いてなかったもんな。
そして再び千林商店街へ。いつ来てもここは賑やかだ。
うろうろしているとコロッケ屋さんを見つけた。ポテサラもあったのでコロッケと一緒に買う。
ごぶごぶ評価で8点。安くておいしいおやつコロッケだ。
今日は商店街を抜けて京阪沿いに進む。
千林から、滝井、内環状線を越えて守口市へ。
そのままずんずん進んで門真市を越えると次は古川橋だ。
門真市役所を通り過ぎると、懐かしい風景が広がる。トポスはもうなくなったようだ。
駅前に来た。昔住んでいた頃は、こんなにあちこちうろうろしていなかった。
マンションへ続く道を信号待ちの間にしばし眺める。こないだグーグルマップで見たら、近所のスーパーが住宅地になっていた。ちょっとショックだった。
駅の高架下に入ると、あのサタケスーパーが入っていた。小さい店が並んでいた一角が、ごっそりスーパーの売場に変わっていた。
昔はなかったファミリーマートで買ったパンをかじりながら大和田へ。
当時の三和銀行が大和田駅前にしかなかったので、この辺もよく来た。
さて、萱島の近くの揚げ物屋さんでコロッケを買い食いして帰りたい。もう時間的にも体力的にも限界だ。
大和田駅の北から、駅の地図でチェックした道沿いに進む。
しばらく歩くと、四つ角にロータリーがあった。これは珍しい。右折車がぐるっと回って曲がってくる。
私はそのまま右へ曲がる。
地図ではわからなかったスーパーを発見。今日は予算オーバーなのでパス。
萱島駅の南から、商店街をなんとなく進む。あんまり憶えてない。
案の定、道が違っていた。万代スーパーまで来てしまったので引き返す。
この体力のない時間帯にミスコースは痛い。
駅前の交差点まで来て思い出した。さかがわ、という赤い看板を思い出した。この道だ。
意地になって揚げ物屋を目指す。
寂れた商店街を抜けて、勘を頼りに進むと、あった。
が、時間も時間なので品物が少ない。
仕方ないので余っていたクリームコロッケを買う。
すると、おばちゃんがめちゃめちゃおまけしてくれた。一口大のカツやらエビやらが5、6個入っている。
今から考えれば持って帰って食べればよかったが、そのまま全部たいらげてしまった。おかげでおなかいっぱい。
道に迷いながらも、知らないところを歩くのは実に楽しい。買い食いできればもっと楽しい。
帰りの京阪は、急病人発生で電車が止まっていた。あらら。

みか散歩:目指せ古川橋

私は守口で独り暮らしをしていたことがあって、谷町線でよく梅田に遊びに行っていたのだが、地図で見てみると意外に近いことがわかった。
往復はさすがにきついが、片道なら充分歩ける距離だ。
というわけで、久しぶりに昔懐かしい景色を堪能しに歩いてみることにした。
梅田から都島通を東進する。日差しは暖かく、コートは暑い。
この辺は頭上を航空機がよく通過する。もっとも、見上げてるのは私くらいなもので、他の人は全く気にもしてない。
天六を過ぎたあたりの交差点で、大きな犬二匹と出くわした。でかい。犬種はわからないが体高1mを超えようかというかなりでかい犬だ。
大川の都島橋を渡る。マナーの悪い自転車に舌打ちをしつつ、都島に入った。
牛鍋丼を食った後、再び都島通を東進。店が多く賑やかだ。
野江の交差点で北東へ。城東貨物線を越えると、道の両側に商店街が現れた。ちょっと寄り道。
関目交差点で国道1号線と交差。ここで北東に延びる狭い道に入る。
しばらく歩くと、古市橋という橋に差し掛かる。上を阪神高速守口線が通っている。
その橋を渡ったところに”京かいどう”と書かれた道標があった。なるほど、ここは旧街道だったのだ。
そのまま歩いていくと、商店街になった。森小路の京かいどう商店街だ。
お世辞にも人通りは多くないが、どこか賑やかな感じだ。頭の上でひらめくいくつもの小さな旗のせいかもしれない。
すると向こうから、回転焼をほおばりながら歩いてくる人多数。子供そっちのけでソフトクリームを食べている人もいる。
きっとこの先に何か店があるのだろう。まったく、また金のないときに来てしまった。
やがて、角屋という店が見えてきた。ここだ。たぶん地元では有名な店なのだろう。横目で見ながら今日はスルーだ。
するとすぐに商店街のアーケードに入った。ここを右に折れる。
日曜日ということもあって、すごい人出だ。千林商店街だ。まっすぐ行くと京阪千林駅なので、また北へ。
人をかき分け進んでいくと、ぱたりと人通りが途絶えた。ここからは今市商店街だ。いやほんとイマイチってな感じだ。
すっかり寂しくなった商店街をひたすら北へ。すると1号線に出た。
内環状線を越えて、何気なく右手の通りを見やると、商店街らしきアーケードが見えたので突入。京阪商店街だった。
スーパーをチェックしつつ、アーケードを抜ける。そのまま真っ直ぐ歩く。道なりに進むと、また1号線に合流した。
八島交差点で1号線から逸れ、京阪沿いを目指す。
パナソニックの本社が見えてきた。もうちょっと遅かったら、桜がきれいだっただろう。つぼみはぷくっと膨らんでいる。
西三荘駅前の交差点で、警官がなにやら検問をしている。信号待ちをしていると、突然の笛。警官が指差す車を見ると、運転しながら携帯で電話中だ。ははは、バカめ。
そろそろ疲れてきたので、目標を門真に変更。イズミヤでごぼうを探して帰ることにする。
目標を決めると途端に足が重くなった。今日は楽な仕事のスケジュールだったが、直前で変更になったので、その疲れが出ているようだ。
実はここまで10kmしかない。いつもなら余裕の距離なのだ。
中央環状線と近畿自動車道の大きな高架を潜ると、すぐ門真市駅だ。
住んでいた古川橋はあと一つ向こうの駅なのだが、ごぼうも見つかったことだし、今日はここまでにしよう。

京阪中之島線

京阪電鉄のお荷物線、中之島線。USJまで延長の噂があるようだが、噂ではなく、延長しないとこの路線の意味がない。
最近、仕事の帰りによく利用するようになった。というのも京阪の実に不便なダイヤのおかげだ。
仕事の終わり時間は大体決まっているので、駅に着く時間も大体同じくらいになる。
淀屋橋発の特急は、10分間隔で運行されている。ところが、10分と40分は枚方止まりなのだ。
というのも、中之島線から出町柳へ行く快速急行があるためだ。枚方でこいつと接続するので、淀屋橋ではそんなダイヤになっている。
で、私が淀屋橋に着くのが、その枚方特急の時が非常に多いのだ。こっちは疲れてゆっくり寝たいのに、わざわざ枚方で乗り換えるようなことをするわけがない。
となると、最大で特急を20分待つことになるのだ。
この京都行き乗客を愚弄しきったダイヤ編成には全く呆れ返る。
そこで中之島線だ。
御堂筋を南下していくと、淀屋橋のすぐ手前に大江橋駅がある。
30分や0分の特急に乗れそうなときはそのまま淀屋橋まで行くが、間に合いそうにない場合、大江橋駅から03分と33分に快速急行が出ているのでそれに乗るのだ。
間違いなく空いているのと、足を組んで座れるあの単席シートは魅力的だ。
こうして私がせっかく中之島線に存在意義を見出すと、どうせまた京阪はなんかやらかしてくるに違いない。