セミが鳴いてない

梅雨明けして一週間、厳しい暑さが続いている。
あちこちうろうろしてふと気付いた。今年はあんまりセミが鳴いてない。
いつもはそれこそ蝉時雨がやかましいくらいなのだが、そうでもない。いるにはいるのだが、耳をすまさないと聞こえないくらいだ。
これは全く根拠のない仮説に過ぎないが、京都は梅雨末期に大雨が降った。
その大雨が地中まで染み込んで、幼虫が水にやられて死んでしまったということは考えられないだろうか。
それとも、この暑さが落ち着いた頃に出てくるのだろうか。
暑い夏が物足りないのはそのせいだったのか。

オオニジュウヤホシテントウ

オオニジュウヤホシテントウ
Epilachna sparsa
観察:滋賀県・アヤハディオ大津店園芸コーナー
Jul.4,2010

初めて見た。どこになにがいるかわからないので、カメラは常に持ち歩くもんだ。
普通のテントウムシとは違い、こいつは害虫である。
園芸コーナーもだいぶやられてる鉢植えがあった。こいつかどうかは知らんが。
28個あるか数えてみ。
※後にオオニジュウヤホシテントウと判明。ニジュウヤホシテントウと比べて紋が大きい。

ワキグロサツマノミダマシ

ワキグロサツマノミダマシ
Neoscona mellotteei
観察:南禅寺周辺
Jun.29,2010

胴体が見事な葉っぱ色のクモだ。思わず撮ってしまった。
脇の黒い、サツマの実に似たクモ、という意味らしい。
でそのサツマとは、ハゼノキの別名で、特に京都と福井でそう言うらしい。へえ。
黄色のV字線がなかったのでワキグロを付けた。