雨音で4時ごろに目が覚めてしまった。
夏休みはずっと早起きなので、今日だけゆっくり寝てもいられない。というか、寝られない。
だんだん風も強くなってきて、8時過ぎには風速が10mを超えてきた。
物干しのトタン板がガタガタガタガタと常に音を立てている。
9時頃には12mを超え、物干しの手すりに目隠し代わりに立ててあるトタン板の一つが風に飛ばされた。
洗濯ばさみで止めていたが風で弾かれた。針金で固定せんとあかんな。
10時くらいまで強風が吹き続け、全然落ち着かないのでもうぼーっとテレビを見るしかない。
ところが11時を過ぎると、急に風が止みだして9mから8mになった。
その頃の台風の位置はちょうど和歌山市の辺り、進行方向に対してだいたい90度、台風の後面へ切り替わる辺りだ。
その辺で風速が弱まる挙動になったのは興味深い。
その後は5、6mに落ち着いて、今やセミの声がするくらいになった。
吹き返しの風も恐らくあまり強くないだろう。
たかだか10m前後の風だが、生きた心地がしなかった。あれは自律神経をやられる。
古い家なのでなおさらだ。
京阪神主要都市のスーパーや施設などは軒並み閉店、営業中止になった。
強い台風ではないが、近畿にこれだけの影響を与えた台風は久しぶりだ。
もう今年は来るな。