さらば鬼平

時代劇は年寄りの見るものだ。今でも往々にしてそうだろう。
しかし、そのテレビ時代劇を、一つの映像作品にまで昇華させたのが「鬼平犯科帳」だと私は思う。
池波作品の魅力以上に、その映像は実に魅力的だ。
放映当初、私がまだ大学生だったから、その歴史が推し量れよう。
もちろん、このただのテレビ時代劇の魅力に周りの友人も気づいていた。
放送の次の日から「鬼平すごいな」という会話がマジで交わされていた。
映像系の学校とはいえ、二十歳そこそこの若者をも引き込むその魅力。
時代劇も一つの映像作品だということに気づいたのもその頃だった。
そんな鬼平が終わる。
物事には始まりがあれば終わりがあるのは常だが、残念なことに鬼平には大事なものが欠けている。
「次」だ。
鬼平の「次」を担うものがなにもない。
このまま終わらせるわけにはいかない。
時代劇をただのテレビ時代劇に戻してはいけない。
鬼平の「次」を創り出す責任が、我々にはあるのだ。
そうでしょう、御頭。

ロータスビスコフ

来年の新車ではない。Eから始まってないやないか。
ファミマでこのビスケットのアイスクリームが限定で販売され、それがなんか入手困難だそうな。
アイスは寒いので本家のビスケットを買おうと。
こういうとき京都では明治屋だ。絶対ある。
もちろんあった。
そこそこいい値段がする。
個包装で食べやすい。
正直言うと、それほどとびきりおいしいものではない。
シナモンがほんのり効いていて、ちょっと和菓子っぽい感じもする。
知らない人に京都のお菓子だと出してもわからないかもしれない。
バターを使っていないので、口当たりがよく、サブレのように口解けもいい。
コーヒーや紅茶に合うのはよくわかるが、日本茶でもまんざらではない。
小金あるうちにもうちょっと食べるかな。
ロータスビスコフ

12月だった

昨日ギャラを引き出すのも忘れるくらい季節感がない。
それもこれも気温が高いせいだろうか。
師走感が全くない。
しかしまあ、今年はいつも以上に仕事が忙しくて、しばらくは安泰だ。
気が付けばクリスマス、気が付けば大晦日、気が付けば正月だ。
ミニファミコンなんであんなに高いねん、ぼったくりも大概にせえ。