半年近くに渡って開催されたトレジャーオブトクノが終了した。トクノアイランドの生物を倒すことにより得られるTMAF10個でTAFに交換できるというものだったが、導入直後は大波乱を巻き起こした。
高フェイムモンスほど入手確率が増えるため、ファンダンサー道場の狭い場所に沸くデーモンや黒デーモンに集中、メイジキャラがEVを大量に出したことによって、サーバーの動作に激しいラグが発生した。
道場と同じサーバーにあるDOOMにも多大な影響を及ぼした結果、EVやBSのスロットが1から2に増やされたり、特定の場所に毒ガスが沸いたり、高スキルを持ったモンスターをGM側が沸かせたりした。
道場で狩りをしていたプレイヤーの大半は禁止されている寝マクロを使用していたが、運営側の規制は魔法召喚生物のスロットにかかるという、実に本末転倒な対処であった。
しかし対処後は混乱もなく、トレジャーオブトクノは終了した。
いろいろあったが、このイベントはよかったと思うし、成功したと思う。おかげで私はメイジキャラを育てることができたし、後半はテイマーキャラも育った。トクノの地理にも詳しくなったし、モンスターの対処も分かった。このイベントがなければ、武刀の天地導入以後もトクノにはそれほど行かなかっただろう。
懸念されていた既存AFの弱体化もそれほどではなかった(と思う)し、プレイヤー諸氏はアイテムゲーを嫌う方が多いが、個人的には大歓迎である。
ゲームを長くプレイするということは、意外と難しい。自分なりの目標を見つけられる人はいいが、そうでない人は困惑した挙句、プレイをやめてしまう。単調なスキル上げ、金儲け、ショップ経営。イベントばっかりのゲームは疲れるが、プレイヤーに程よい刺激を与えるイベントは歓迎したい。
さて、9月には新しいクライアントの発売が控えているが、内容がてんこもりなので今から期待している。それまでしばらくは、ブリタニアも静かになることだろう。
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ウルティマオンライン:沈静テイマー
ようやく最近、ペットで狩りができるようになった。スキルが低いので、ペットは凶暴オスタである。
グループパワーはなかなかあなどれない。沈静を併用すれば、ドラゴンさえも無傷で倒すことが可能なのだ。
しかし難点は、5匹を同時に操らなければならないので、統率が大変である。まさに鵜飼の鵜匠状態だ。
そろそろ大物テイムにチャレンジしようということで、無謀にもヒリュウに挑んでみた。特効楽器で沈静をかけつつ、大人しくなったところでテイム、しかし80%の確率で怒りが発生するので、なかなかテイムできない。おまけに、ニンジャやレッサーヒリュウが邪魔をする。
運良くテイムに入れた。再沈静をかけつつ、距離をとる。すると、呆気なく成功してしまった。急いでゲートを潜る。大物テイム初挑戦でいきなりヒリュウを手に入れてしまった。
アクセで調教を100超えにはしていたものの、たぶんビギナーズラックということだろうか。とはいえ、これで少しは狩りが楽になることだろう。
ウルティマオンライン:初めてのGMコール
アクセ込みで盗みが100超えたので、湧きレアを盗りにいっている。まだ107程度だが、3回以内でほとんど盗めている。
道場B3Fでレアリティ4のカップやバスケットを盗んで、一度上の様子を見に行って、まだB3へ戻ろうとしたときだった。
ファンダンサーにハイドを見切られたので、そのままB2へ続く階段へ走った。しかし、階段付近には数体のファンダンサーとデーモンが。階段を下りてしまえば追ってこないのでそのまま突っ切ろうとしたが、なぜか階下へ行けない。モンスが殺到してヘンなラグでも発生したのか、そのまま死んでしまった。デーモンが私の死体からルートしている。しまった、湧きレアが。
地上で蘇生して急いで戻ると、ルートしたデーモンらしい死体が。漁ってみると秘薬類が見つかった。ということは湧きレアはルートされていない。階段付近の私の死体に近づく。
と、画面が切り替わり、私は階下へ。死体は階段の奥、ダブルクリックの届かないところで死んでいたのだ。これは困った。中にはたぶん湧きレアが残っている。レア4はそうそう取れるものではない。
安易にGMコールはすべきではないが、これはどうしようもない。躊躇していると、死体は消えてしまう。私は、初めてGMコールをした。
待っている間、一応eSearchでも調べたが、該当する回答はない。ゲーム画面がブラウザで隠れている間に、GMが到着していて、死体を移動させてくれていた。
慌てて礼を言って荷物を回収する。何もルートされていない。助かった。再度GMにお礼。評価のような画面があったので、もちろん最高評価だ。
ウルティマオンラインが長く人気を保っている秘訣は、こういったゲームサポートの充実も一因だろう。
ウルティマオンライン
PCを買い替えるときに、せっかくだからというのもあったが、何かオンラインゲームでもやってみようと考えた。他にも選択肢はあったが、私は迷うことなくウルティマオンラインを選んだ。PCが配達されてくるというその日に買いに行った。
自由度の高いゲームは、日本人は苦手である。斯く言う私は、それを望みながらもいざプレイしてみると、何をしていいやら全くわからず、チュートリアルをこなした後はしばらく辺りをさまよっていた。ゲーム慣れしているとはいえ、ウルティマオンラインはやはり何か違うものがあった。
キャラを育てるのがRPGの王道である。ここはまず、性能のいい武器や防具を装備して、強い敵に立ち向かえるようにしなければならない。それには、お金がいる。無料プレイ期間が終わるまでにこのゲームの面白さを見つけねば、行動範囲の狭い初期段階でつまずくと、もう後が続かない。
心配は無用だった。CDやDVDの枠から出られないコンシューマゲームと違い、オンラインゲームはゲームの内容が常に進化していく。この世界にエンディングはないのだ。
小さな島から大陸へ渡ると、プレイヤーの店が立ち並んでいた。そうだ、家を買おう。当面の目標が決まった。私の目の前には、ブリタニアの広い世界が広がっていた。