自動運転

今年はモーターショーの年だ。
私は国産車のデザインが昔から好きではないので、あまり楽しみではないが、大阪モーターショー(やるんかな)はたぶん行くと思う。
日産が自動運転車の実現を提唱している。
実現できればすごいとは思うが、私はほぼ不可能だと思う。
奇しくも昨日、年寄りが運転する車が暴走して二人が亡くなった。
自動運転があれば、二人の命は失われずに済んだかもしれない。
しかし、自動運転の未来は決して明るくないと私は思う。
人間は失敗を犯すことが前提だ。そして、機械も同じである。
機械は壊れる。自動運転で制御する車のパーツが壊れたとしたら、エンジンが出火したとしたら、その自動運転車はどう対処するのだろう。
そして、自動運転車の制御中枢そのものが壊れたとしたら。
外部からウイルスが侵入して暴走し、あるいは悪意ある第三者の手でコントロールされる可能性もある。
自動運転車は事故を起こさないかもしれないが、そうでない車がぶつかってくる可能性も大いにある。
未知の技術に挑戦することは大いに結構だが、安易に楽な道を進もうとするとかえって痛い目に遭うこともある。
まずは車より人間をしっかり教育することのほうが先決だと思う。