いやあいい季節になった。地井さんの気持ちがよくわかる。
仕事が昼までで終わるので、弁当を河川敷で食ってやろうと前の日から計画していた。ついでにコーナンで靴も買いたい。
いつか映画を撮ってやろうと20年前から思っている中津の高架下を抜けて、十三大橋の横から河川敷に出る。
ここにはグラウンドがたくさんあるので、少年野球や草野球チームが試合や練習をしている。
それらの喧騒を横目に、てくてくと歩く。静かなところで食べたいのだ。
十三バイパスを潜り、行く手のJR東海道線との距離がちょうど半分くらいになった辺りで、斜めになったコンクリに腰掛ける。
ここまで来ると、通りかかる人は15分に一人くらいだ。
しかし淀川の河川敷は広い。河川敷だけで、鴨川の川幅は優にある。
先週以来、屋外ランチにすっかりはまってしまった。一人だが。
その一人屋外ランチをたっぷりと堪能し、再び河川敷を歩く。
JRと阪神高速池田線を潜り、しかしほんとにグラウンドが多い。
そろそろ河川敷も終わりなので、脇の道路へ上がる。
阪神の淀川駅を目指したいのだが、歩けそうな道がない。国道2号線を少し南へ下がり、適当なところを曲がる。海老江の辺りだ。
静かな住宅街を歩く。昔からあるような古びた感じだ。ところどころに商店もある。
家の軒先に、金網の張られた大きなたらいがあった。覗き込むと、やはり中にはカメが。大きなのが4匹ほどいた。
道なりに進んでいくと、阪神の高架が見えた。よしよし、道は合ってる。
高架を抜け、下水処理場を越えると、コーナンだ。前に来たときより、高速の工事がだいぶ進んでいる。
数ヶ月で履き潰す安い靴を買って、その工事中の高速沿いに歩く。
北港通から真っ直ぐ帰ろうと思ったが、吉野交差点から北に上がって、野田阪神へ続く商店街を歩くことにする。
そんなに店は多くないが、賑やかな雰囲気はある。駅のほうへ近づくと、賑わいは更に増してきた。くるみパンの店は今度寄ってみよう。
そういえば、他人がつくった弁当を久しく食ってないなあ。
タグ: 海老江
みか散歩:大開
冬眠から覚めたけろちゃんずにポトスが要る。仕事帰りに寄れるコーナンといえば、一番近くても福島の大開まで行かないとない。
まあ散歩がてらてくてく歩いていくことにする。
中津から十三バイパスに沿って歩く。この前歩いたあみだ池筋を横切って真っ直ぐ歩く。
この辺は工場地帯だ。印刷関係が多いようだ。
工事中の壁に、ライフのロゴがあった。へえ、できるのか。
市水道局のだだっ広い土地が放置されている。もったいない。そら知事も怒るわ。
工場地区なので歩いていても非常につまらないw
小さな食堂に列ができている。うまい店なのか、それとも他にないから並んでいるのか。
東海道線と阪神高速を抜け、道はぐっと南に曲がった。海老江だ。
ここからしばらくはこの間も歩いた道を行く。
阪神電車と海老江ランプを過ぎてすぐの道を右へ。
工場の隙間を抜けていくような道だが、だんだん行く手にはカラフルな看板が見えてきた。
あったあった、コーナンとスーパーもあるぞ。先にポトスを探す。
200円であったがあまりよくない。残念だがパス。スーパーでポテサラを買う。
コーナンの前に、建設中の高架があった。阪神高速淀川左岸線というのを造るらしい。
ここにも、昔は川が流れていたようなのだ。埋め立てられて暗渠になっている。
そろそろ八百八橋の取材をしたいもんだが。
そのまま工事中の高架桁に沿って歩いていると、上空に飛行船が差し掛かった。ちょうど真上だ。
擦れ違った若いお母さんが、建物の上にぶつかるんじゃないかと心配していた。
「ほら、あの羅針盤」
たぶん避雷針のことだと思う。残念。