さらば民主党

消極的な選択だったとはいえ、前回の選挙で民主党に投票したのは、失敗だった。
だがそれは結果論であって、大飯原発再稼働と同じく、違う選択肢だったら違う結果になっていたのかというと、決してそうではないだろう。
もはや政党政治は終わった。マニフェストも無意味だ。次の選挙は、党ではなく、個人を見極める力が有権者に必要になるだろう。
難しい選挙になる。
衆議院解散が決まって、泥舟から逃げ出すネズミのように民主党から離れていく議員がいる。
誰がそんな奴に投票するだろうか。
もう誰がやっても同じだという意見は多い。しかしここで諦めては、本当にこの国は沈没してしまう。
そのためには、決して後戻りしないという断固たる決意が必要なのだ。
私はこの国をどうしたいのだろうか。それを実現するためには、誰に政治を任せればいいのか。
国民一人一人がそのことをよく考えて、来月の投票に赴いていただきたい。
棄権するなら、この国から出て行け。

小沢氏離党へ

私は昔から小沢一郎という男は国会議員としても人間としても嫌いである。
しかし、そんな男が民主党で唯一、まともなことを言っているのはなぜだろう。
彼以外で、マニフェストに言及している民主党議員はいるだろうか。
民主党において、先の選挙のマニフェストは、まるでなかったことになっている。
もはやこの先、民主党員は何を言っても国民から無視されるだろう。国民を無視したのだから。
小沢氏を応援するつもりは毛頭ない。
が、彼が何かやらかすことで民主党が破壊できるなら、私は喜んで協力しよう。
物理的に破壊してくれればもっといいのだが。

消費税増税法案可決

増税やむなしというのはわかっている。そのやり方が気に入らない。
マニフェストを軒並みないがしろにして、先の選挙で誰とも約束していない消費税増税をぶちあげて、国民を欺いて政治を進める。
政治家は嘘をつくのが商売だ。
百歩譲って嘘は許せても、裏切りは許さない。
民主党は国民を裏切った。
私は絶対に許さない。

政党政治の限界点

個人的には、消費税増税はやぶさかではない。
納得できないのは、そのやり方だ。
マニフェストを守れとは言わない。守れない事柄があったとしても、その努力は認めよう。
しかし、マニフェストに書いてないことを、与党が命を賭けてやり抜くとはどういうことなのか。
我々は、自民党政治に不信を抱いてNOを突きつけて、民主党を選んだ。
だがその民主党は、その政治不信を更に増大させて、消費税増税を目論んでいる。
もはや、政党政治の限界に達したと言わざるを得ない。
民主党に票を入れた我々にも責任はある。このまま国民に対して、消費税増税の筋を通さないというなら、我々にも考えがある。
幸福実現党に投票して、この国を破壊する。

消費税論議

もはや避けて通れない問題であることは誰もが承知している。
しかし、そのやり方に納得できないのだ。
与党である民主党は、先の選挙で掲げたマニフェストを軒並み破綻させておきながら、マニフェストに書かれていない消費税アップを、今決死の覚悟で成し遂げようとしている。
これは、政治云々ではなく、人としておかしな行動だ。
私は、政治家は嘘をつくのが仕事であって、そんな連中が掲げた約束など毛頭信用していないし、その約束を破ったところで別に意に介することもない。
しかし、これほど約束を守らない集団に、政権をこれ以上任せることはもうできない。
それなら、きっちり筋を通していだたきたい。
予算のムダ削減、議員定数削減、公務員給与削減、己の身を削り、骨と皮だけになって、もうこれ以上無理ですから消費税を上げさせてください、というところまでいかないと、国民は納得しない。
先の大阪ダブル選挙で、既成政党への妄信はもはや解かれた。
票が欲しい議員共は、覚悟を見せろ。保身を捨て、国と共にその身が滅びてもいいような覚悟を見せろ。
ぬるま湯に浸かっている連中から、冷水を浴びせられるような政治はもうたくさんだ。
まずお前らが冷水に飛び込め。話はそれからだ。

意味なき連休分散

紅葉の写真を撮りに南禅寺へ行った。平日とは思えないくらい、境内は観光客で溢れかえっていた。
で、ふと思った。やはりゴールデンウィークの分散は意味がない。
観光業界から民主党がどれほどの恩恵を被るかは知らないが、GWを分散させたところで、恐らく業界が期待するほどの効果はないだろう。
それより、デメリットのほうが大きすぎる。銀行のATMは?公共機関のダイヤは?学校は?流通は?経済は?
これらを変更するのに、また莫大な経費がかかる。
反対するだけならバカでもできるので、対案を考えてみた。
導入するのなら、五月まるまる一ヶ月を黄金月間とでもし、その一ヶ月間なら、いつでも自由に一定期間の休みが取れるというのはどうだろう。公務員の方々は申し訳ないがカレンダー通りの休みを取ってもらう。
これなら、地方の格差もないし、ATMやダイヤは通常通り。何も変更することはない。
あ、子供は勉強しろ。
どっちにしろ、考えるだけ無駄な提案だ。そんなヒマがあったら外交を、経済を、この国をなんとかしろ。
個人的には、次の選挙で民主党に投票することはないので、この連休分散が立ち消えになることを願うばかりだ。

いずれにせよ棘の道

民主党代表選挙は、意外な大差で菅氏の続投となった。
党員、サポーター票で小沢氏を圧倒、図らずも民意が反映された結果となった。
壊し屋小沢に国を乗っ取られることは一応なくなったが、菅首相も決して磐石ではない。
今後の挙党体制をどうまとめあげていくか、しかし国民は党のことよりも、日本をなんとかしてほしいのだ。
急激な円高、株の下落、にわかに持ち上がった日中外交問題。
いずれにせよ、民主党を待つのは棘の道である。
さて、小沢氏がへそを曲げて党を出るのはいつの日か。。。