バカなCM


このCM、ダウンタウンの松ちゃんが出ていたとは全く知らなかった。
CMは何度も見ていたが、このおっさん誰やと思っていたほどだ。
なぜわからなかったかというのは、ヤフーニュースで知った。
CGで松ちゃんの髭を消していたからだ。
どうも、「バカまじめ」という局員のイメージに、髭が合わなかったらしいのだ。
CGで消したということは、制作が進んでいる頃は髭ありで了承済みだったはずだ。
後で消したということは、CMが出来上がってから、恐らく上層部の方からクレームが入ったのだろう。
「バカまじめ」なのに髭があるのはいかがなものか、と。
これこそ、バカな上層部がせっかくのCMを台無しにした典型である。
私は、このCMに松本人志が出ていることが全くわからなかった。
ということは、松本人志がバカまじめな人間を演じているというインパクトが全く消えているということなのだ。
松本人志というお笑い芸人が、相反するバカまじめなキャラクターを演じてこそ、このCMの存在意義がある。
それを、そのバカな上層部が台無しにしてしまった。
なんともバカなCMである。


もう一つバカなCM。
これを見たとき、さすがの私も「放送事故?」とまんまと思ってしまった。
かつてこんなCMがあっただろうか。
元CMのインパクトもさることながら、こんな放送事故紛いのバージョンを堂々と放送してしまう。
まさに日清食品は「バカ」である。
素晴らしい。日本の誇りだ。
同じバカでも雲泥の差がある。
やはり民営化されたとはいえ、所詮はお役所仕事ということなのだろう。