比叡山行ってきた

確か中学校の遠足で行ったのが最初で最後だったような気がする。
普通に暮らしていれば、まさか好き好んで山など登ることはなかっただろう。
アルプスなんかに比べればお子ちゃまな山だが、大文字くらいしか登ったことのない身にとってはかなりきつかった。
そしてこの絶景を眺めながらおにぎりを食う。
比叡山行ってきた
久しぶりに幸せという言葉を思い出したような気がする。
あったかいうちにもう一回行くか。GPSがバグって地図作れなかったしなw

山歩きに持っていくもの

ええ感じのリュックが欲しいなあと思っている今日このごろ。
やっぱり荷物は背中に背負うのがいい。
今は腰に荷物が集中しているのだが、道によっては腰くらいまでの窪みを歩くことがあるので、そういうときに邪魔になるのだ。
そういえば独り暮らし時代に確かリュックっぽいカバンを使っていたはずだが、あれはどこへいったんだろう。引越しのどさくさに紛れたか、捨てたか。
明日の4時間昼休みはカバンを探す旅に出よう。雨か、くそっ。
いつもの山歩きに、水を入れたペットボトルを一本、飲料水とは別に持っていくことにしている。手洗い用などに使えて便利だ。
いつでもどこでもうがい手洗いである。
アーミーナイフは一応持っていくが、使ったことがない。備えあればだ。あまり使うような局面には遭いたくない。
レインコートは100円ローソンで見つけたので今度買おう。
これから寒くなるので、防寒対策はしっかりしないと死んでしまうなあ。

東山三十六峰

京都に生まれ育ったものなら一度は聞いたことがあるだろう。
比叡山から稲荷山までの東山一帯の山々を総称してそう呼ばれている。
しかし実は、その三十六にも及ぶ山の特定がはっきりしていないのだ。
昔の文献を参考に、だいたいこうだろうというくらいでしか特定されていない。
ハイカーの中には、それらの登頂を目指そうと文献を参考に山々を巡っている人もいる。
もちろん、私もついでに登ったりしている。
東山三十六峰
こんな風に有志が目印をつけてくれているので、普通の山登りに飽きた人は三十六峰の登頂を目指してみてはいかがだろうか。
ただし、現在いくつかの山が立入禁止区域にあるのでそれは近場で我慢しよう。

山歩きのススメ

誰に頼まれたわけでもなく、毎日せっせと山道を歩いて地図をつくっている。
しまった、地図メーカーにでも就職すればよかったな。
データが揃ってきたので、突然現れる分岐も、たぶんこれはあっちだなと大体の見当がつく。
それでも、見知らぬ道を、街中ならともかく山道を歩くのは、一つ間違えばその先には死が待っている。
今日も、割と人里に近いところで鹿に出会った。もっとも、警戒しているのは向こうのほうで、こっちをじーっと見たまま微動だにしない。
もし突然出くわして蹴られでもしたら終わりだ。
道が必ずどこかに通じているわけでもない。
道がいつの間にかなくなって、行く手を木々に阻まれることも多々ある。
そのときは引き返す決断も必要だ。
見知らぬ分岐を進み、崖の縁を歩き、沢を渡り、その先に待っている何かを見つけるまでひたすら歩く。
つまらぬ日常に嘆いているそこの諸氏、来週は山なんかどうだ。
富士山へ登る必要はない。近くの山で充分だ。
そこにはスリルとサスペンスと、色づく山々と、もしかしたら出会いと、翌日の筋肉痛が待っているぞ。