島田紳助引退

それはツイッターのTLに突然現れた。
確か日テレの24時間テレビに出演していたのを見かけたが、そういえばいつもより真面目な表情だった。いや、それはああいう場にいれば普通のことなのかもしれないが。
要は、吉本が自分達に降りかかる火の粉を払うために引導を渡した、というのが実情ではないだろうか。
芸能プロダクションというのは、多かれ少なかれヤクザみたいなものだ。
前に話題になったバーニングの周防某氏などは、何度かそういう噂も耳にする。悪口を言ったタレントを謹慎に追い込むなど、とてもカタギとは思えない。
ヤクザはともかく、ヤクザみたいなことをしている連中に対しては、この業界はお咎め無しなのだ。
吉本としてはこれで幕を引きたいつもりなのだろうが、後ろにもっと大きな問題、もっと大きな巨悪の存在が必ずあるはずだ。
芸能ジャーナリストにその問題の追及を期待したいところだが、芸能で飯を食っている彼らに果たしてそれができるのか、たぶん無理だろう。
つくづく、梨元さんが亡くなったのは残念でならない。

京都花月復活

昔、京都花月は新京極にあった。私が大学に行くまではあったかな。もちろん行ったことはない。
吉本興業は、今でこそあちこちに劇場を建て、お笑いブームの中心的存在だが、当時は漫才ブームの残り火もすっかり消え、経営的にも危機感があったのだろう。
で、とうとう京都にも劇場が復活する。といっても、新たに建設するのではなく、祇園会館を間借りする。
これは手っ取り早い。祇園という立地は最高だし、入りが悪ければすぐに出て行ける。
なぜ今のタイミングなのかわからないし、ぶっちゃけ、あまり期待はしてないが、出番終わりの芸人が祇園で遊び倒してトラブルを起こさないことを祈る。