ロシアのチェリャビンスクという都市の上空で爆発した隕石。
一夜明けて怪我人がなんと千人を超えた。
NASAによると、隕石の大きさは推定17メートル、質量は7千トンにも及び、爆発の規模はツングースカに次ぐものと言われている。
怪我人のほとんどは衝撃波で壊れたガラスなどが原因で、隕石の直接的被害はない。
なお、今朝最接近した小惑星2012DA14とは無関係ということがわかった。こちらは無事地球圏から脱出していった。
隕石は、地震と同じように毎日どこかに落ちている。
地球に危険をもたらす規模のものは然るべき機関が追跡しているが、この程度の小さいものは観測すらできていないのが現状だ。
例えば、衛星軌道上にこういうNEO専門の観測衛星を置くとか、有事の際には破壊できるような体制を整える必要があるのかもしれない。
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ロシアで隕石落下
ロシアのウラル地方の上空で、かなり大規模な隕石落下との一報が入った。
爆発を伴って、現地では怪我人が出ているそうだ。
それが隕石落下の直接的な影響なのか、大気圏突入時のショックウェーブによるものなのかははっきりしないが、折りしも明日は小惑星2012 DA14が地球最接近する日なので、何か嫌な予感がするのは私だけではないだろう。
ちなみにDA14は、日本では夜明け前に南西から北西へ動く姿が観測できるそうだ。
見ようかなと思ったが天気があまりよくないので寝ることにする。
また落ちてくるぞー
今日はフォボス・グルントというロシアの火星探査機だ。
その名の通り、火星の衛星フォボスに着陸して、サンプルリターンを実行する予定だった。
ちょうど二ヶ月前に打ち上げられたが、脱出速度を得るための噴射が何らかの理由で行われず、地球周回軌道からも逸脱して落下することとなった。
破片落下による物理的被害も心配だが、搭載されている燃料等の有毒物質の危険性もある。
文科省の最新情報によると、この記事が更新された時点で、再突入予想時刻は日本時間1月15日23時52分から16日04時40分で、そのうち、16日0時40分頃に東北地方上空、同日2時10分ごろに九州西方海上上空を通過する見込みだ。
日本付近は分厚い雲に覆われているが、運がよければ雲を通して火球なんかが見られるかもしれない。
日本に落ちる確率は、あなたが宝くじに当たる確率よりも遥かに小さいと思うが、念のため注意していただきたい。