ルパン三世第4シリーズ

wikiを覗くと、「大塚ルパンの継承」などと言っているようだが、あまり大きなことは言わないほうが賢明だ。
もちろん大塚ルパンの足元にも及ばないし、おこがましいにも程がある。
そして問題点が二つある。
一つは安っぽい背景。
書き込めばいいというものではないし、省略すればいいというものでもない。
ケント紙に絵の具で描いたような背景がどうにも違和感を覚える。
二つめは、次元。
もう小林清志の声がおじいちゃんにしか聞こえない。
二番手を探せない声優の偉大さとともに、二番手を育てなかった層の薄さが悔やまれる。
一刻も早く新声優を探すべきだ。
唯一、銃の描写だけはルパンシリーズで上の部類に入るだろうか。
いろいろと否定的な意見を並べたが、そこらに溢れているクソアニメよりは遥かにマシではある。

ルパン三世声優陣変更

けっこう唐突な話だ。そういえば、前回のテレビスペシャルのときに、銭形警部が最後のどうのとか言っていたような気がするが、まあそういうことだったのだろう。
今回は、ルパンと次元以外の声優が変更になる。
五右衛門は浪川大輔、不二子は沢城みゆき、そして銭形警部は山ちゃんこと山寺宏一、年末のスペシャルからの変更となる。
Youtubeにパチンコ関係のムービーで、この新声優陣で当てている分が上がっているので早速チェックしてみた。
三人とも全く違和感がない。違和感がないというのは、前任者と似ている、という点においてだ。
ネット上では、沢城みゆきを賞賛する声が上がっている。確かに、昔の増山さんの声に似ていて、若返ったような感じだ。
今回は次元が据え置きとなっているが、たぶん見つからなかったのだと思う。
小林さんがそれだけ替えのきかない素晴らしいお仕事をしているからなのだが、それは返して言えば若手の不甲斐ない現状を表している。声優界の今後の課題でもある。
しかしなんだかんだ言いながら、みんなルパンが好きなんだねえ。