意外にハードSFなスペースダンディ。
アクションに乏しい分、実はシナリオがだいぶ矢面に立たされている。
別に悪の組織と戦っているわけでもなく、主人公の生き様に大した大義名分もなく、ただただ仕事として珍しい宇宙人を探しているだけである。
こんなに浅い設定からはなかなか深いプロットはできにくい。
実は、私も小説のネタとして、宇宙探偵ものを考えていた。
後だしじゃんけんみたいで嫌なのだが、ダンディにかなり似通ったキャラ設定をしていた。
アウトラインはできていたが、前述の通り設定が浅いので物語が非常につくりにくく、お蔵入りにしたのだ。
スペースダンディにやたらハードSF要素が出てくるのも、恐らくそういったプロット作りに深みを持たせるための一つなのだろう。
個人的には、超大ベテラン矢島正明の(もうすでにここでSFw)ナレーションや、パロディとしてあまり出てこないイデオンへのオマージュが大好物だ。
ガンダムは当たり前すぎてもう食指が動かないが、イデオンがかなりの割合で出てくる。
つい先日の14話では、ダンディ風コスモとミャウ風カーシャとQT風ガンガルブが登場した。
オープニングにも出てくる巨大ロボット「アレー」はイデオンのメカデザイン樋口雄一だ。
昨今、こういうおっさんも楽しめるアニメがなかなかない。
SFはネタが尽きるのが早いのだが、尽きる限りシーズンいくつでもやってほしいじゃんよー。
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スペースダンディ
今日は4時半起きで仕事。
携帯のアラームで起きて、いつもならテレビのオンタイマーも入れるのだが、すっかり忘れていた。
二度寝する前にテレビをつける。
この時間ならBSフジでだるだるの天気番組やってたな確かとチャンネルを合わせると、アニメだった。
なんやこれ、とオープニングを見ていると、ビバップ臭がぷんぷんするではないか。
案の定、渡辺信一郎である。
なぜ誰も教えてくれないw
萌え系の作品ばかりの昨今、おっさんが見るアニメは攻殻とビバップくらいなのだ。
と思ったら明日最終回まで一挙放送?あ、今年の1月に放送してたのね。
と思ったら7月からシーズン2だそうな。
見ますがな。