みかつうのオレ様流写真講座:花の撮り方その4

ネタも尽きたので今日で最終回。最後は、

:主題を置け!
これも花だけでなく、写真全般に言えることだ。いや、ひいては芸術全般に言えることかもしれない。
例えば、桜を撮る場合、よほどのことがない限りカメラは桜に向く。
このとき、みなさんは写真を見る人のことを考えてシャッターを切ったことがあるだろうか。
そこ桜が写っているのは当たり前だ。その他に何か写っているものはないだろうか。
返して言えば、何を見せたいのか、ということなのだ。
桜の色、花の形、花のついた枝ぶり、周りの情景、きっといろんなものが写っているはずだ。
あなたは、写真を撮って何を見せたいのか。その主題をはっきりさせることが、写真を撮る上で最も重要なことだったりする。
それにはやはり、適正な露出、画角、レイアウトなど、様々な要素が絡んでくる。それらを一瞬に判断してシャッターを切れるのが、プロなのだ。
我々はプロではない。趣味の一つとして写真を楽しむには必要ないことかもしれないが、何事も向上心なくしては無味乾燥だ。
ただの趣味だとしても、ファインダーや液晶画面の隅々に気を配り、そこにどんなものが写っているのか、どんなものを写したいのかを考えて、来年は一味違う桜の写真を撮っていただきたい。
たぶんいつかに続くw

みかつうのオレ様流写真講座:花の撮り方その3

もうちょっとネタあるんでガマンしてねw
さて、次の4枚の写真を見ていただきたい。
sakura11040603sakura11040708sakura11040709sakura11040503
今年撮った桜の写真だが、これらの共通点がお分かりだろうか。
そう、人物が写りこんでいる。いや、あえて写したのだ。
で、今日のお題は、

:あえて入れろ!
桜をきれいに撮るのも大事だが、桜の咲いている情景を記録するのも一つの方法だ。
同じように写真を撮っている人がいたり、散歩している人がいたり、桜だけでなく、あえて周りの人物を写しこむことで、その場の情景がよくわかるようになる。
これは桜だけでなく、風景写真全般にも言えることだ。
また、人物を写しこむことによって写真を見る人の視点が安定するという効果もある。それはまた次回にでもw

みかつうのオレ様流写真講座:花の撮り方その2

調子に乗ってやっちゃうw
今日のテーマは、

:逆光を狙え!
逆光というのは素人写真にとって一番の鬼門であるが、と同時に、これを使いこなせればアマチュアへの第一歩でもある。
ま、こんな感じw
sakura11040515
花びらが光に透けて透明感が際立っているのがお分かりだろうか(自分で言うなw
これはもう場数を踏んで慣れてもらうしかない。
太陽にカメラを向ければ当然絞り込んでくるのでそこから露出補正をかけるわけだが、何度も撮り直して適正を見極めるしかない。
コンデジで難しい場合は、一旦太陽から外して適正を決め、そのまま画角を元に戻して撮るという方法もある。
昨日も言ったが、桜は逃げないので何度もチャレンジしよう。フィルムと違って何枚も好きなだけ撮れるのだから。

みかつうのオレ様流写真講座:花の撮り方

ド素人が偉そうにちょっとぶってみたい。何かの参考になってくれれば幸いだ。
さて、桜シーズン真っ盛り、私もヒマに任せていそいそと桜の写真を撮りまくっている。
私はどこにも誰からも写真の撮り方を教わったことはないので独学なのだが、周りの評判はそこそこいいのでコツみたいなものを紹介しよう。

:マクロを使え!
普通に桜の写真を撮れば、たぶんこんな感じだろう。
sakura11040501
これはこれできれいだが、ベタっとして凡庸な印象は否めない。
そこで、私はよくマクロを使う。
もちろん、枝が目の前の高さにないと無理だが、マクロを使うと画面に奥行きが出て見ごたえのある写真が撮れる。
sakura11040605
こんな感じだ。
桜の形もわかるし、画面に奥行きが出て、華やかさ倍増だ。
このとき、絞りをあまり開けすぎると奥がぼけてしまうので、適度に絞るといい。
1枚パシャっと撮るのではなくて、どこにも逃げないのだから何枚も撮るといいだろう。
写真は二次元なので、立体感を出すということを頭の中に置いておくと、一味違う写真が撮れる。
一眼デジなどは要らない。コンデジで充分だ。が、ある程度マニュアルで絞りなどを操作できる機種がいい。撮影を重ねていけば、やがてそれが必要なことがわかるはずだ。
ネタもないので続くw