S字結腸ガンの手術から僅か二週間で父は退院した。追い出され感は否めないが、大腸ガンは増加傾向が顕著で患者も増えているのだそうだ。
明らかな転移は認められないが、怪しい箇所があるらしい。二年間は服用の抗がん剤治療が必要であるとのことだ。
本人は10キロ痩せたと言っているが、小錦が50キロ痩せても目立たないように、あまりそうは見えなかった。ただ、腹に力が入らないせいか、声がちょっと弱弱しかった。
傷口の完治まで職場復帰は無理だろうが、ガンだと言って塞ぎこまれても困る。早くよくなってまたバリバリ働いてもらいたい。
それまでに、私もなんとかしようと思う。追い込まれないと何もしないのは、どうやら父譲りのようだ。いらんもんばっかりよこしやがって。
カテゴリー: 家族
甥っ子
ネタがないので甥っ子の話。
1歳3ヶ月で、言葉はまだ喋れない。先日、亡くなった祖父の納骨で、妹夫婦と来ていた。
見つけたものは手当たり次第に口に入れ、休む間もなくあちこち歩き回る。段差も障害物もお構いなしだ。
ちょっと目を放した隙に、持ち出してきたものさしを口の辺りで引っ掛けて切ってしまい、血をにじませながらわんわん泣いていた。
そういう光景を見ていると、つくづく子育ては大変だと思う。本当に、片時も目が離せないのだ。
しかし、その笑顔には心底癒される。子供は無条件にかわいい。